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ゆるーい日常の色々を。


by りえ

プロローグ…

まだ入院中の私ですが(^^;

…そういや、肝心な「何の病気で手術&入院になったんだ?」をお話してなかったなぁと気付き。

そんな訳で、やや唐突感あるけど(^^;)
入院に至った悪夢の1日のザックリ(…全くザックリ感ない長文ですが)な振り返りにお付き合い下さい(´-`).。oO()
(食事中などに不向きな表現出て来るかもしれないので…この先読まれる方は、ご注意を)。

***

その前に、予備知識?を。
私、胃の病気で21年前に摘出手術を経験しています。
胃を摘出し、腸を繋げるバイパス手術でした。
開腹手術すると癒着などの原因で、かかりやすいリスクが高いと言われている病気の1つに腸閉塞があり。
もし腸閉塞の症状に陥ったら、まず入院は避けられない。
胃の手術から2年後、実は腸閉塞で入院しました。
その時は手術は免れたけれど、2週間ちょっと入院となり。
症状が重ければ、今回みたいに開腹手術となってしまうのだけどね。

20年経ち、さすがに胃の病気自体は再発の可能性は消えてはいるのだけど。
腸閉塞など他の病気になりやすい可能性は避けて通れず。

***

それは、ダンナくん出張最終日の夜中の出来事。
日付変わった辺りから、お腹が痛くて眠れなくなり。
最初はベッドの上でゴロゴロ動いたりしながら痛みを凌げてはいたのだけど。
そのうち、それも辛くなり…吐き気も出て来て、トイレとの移動ばかりするようになってしまい。
しかし、胃液しか出て来なくて。
明け方にはリビングで横になるだけで精一杯となり、とてもじゃないけど2Fの寝室まで戻れる状態ではなくなってしまった。

そうこうしてるうちに、チビじろう起きてリビングにやって来て。
朝ごはん作り、幼稚園行く支度をしなきゃなのだけど…ちょっと動くのも痛くて無理で。
覚悟を決め、夜勤明けで仕事終わった直後であろうダンナくんに助けてメールを。
チビじろうは私の様子が違うのを察したのか、近くに寄り添いながらも、あまり騒がず遊び始めて。
何とか気力を振り絞りダッシュして、ひとまず制服とカバンをクローゼットから出し、自分が横になっている場所の近くに置き。
…でも、それ以上の準備が出来ない。
時間だけが、どんどん過ぎていく。

またダッシュしてバナナをチビじろうに渡して食べるように伝え、再び動けなくなる私。
痛くてたまらず、何も出来ず、ただお腹を抱えてうずくまることしか出来ない状態。
でも、連絡しなきゃならないところがまだあることを思い出し、幼稚園と職場にTEL。
遅れることをちゃんと伝えられていたのか…あまり記憶ないのだけど。

そうこうしてるうちに、ダンナくんが帰宅した気配を感じ。
関東圏内とはいえ、高速使い2時間半くらいの距離にある出張先から急いで帰って来てくれて。
とはいえホッとする間もなく、激痛で今どんな状態なのか伝えることすら出来ず。
とりあえずチビじろうの幼稚園の準備をお願いして、登園させてもらい。
戻って来てすぐ、119番に連絡してくれた。

視界もホントに自分の目の前しか見えてない状態で、救急隊員の人に訊かれても自分の名前すら言えなくて。
言えることといえば「痛い」「気持ち悪い」と叫ぶのみ。
そのまま、市内の総合病院へ。
胃の病気で手術後、結婚するまではずっとその病院(実家市内にある)で定期的に診てもらっていたのだけど。
結婚を機に、今の自宅市内に出来た総合病院に転院し、1年くらい定期検査とか受けていた経緯があり。

とりあえずもう激痛で、看護師さんとかに何か言われても自力では何も出来ず。
知らぬ間に色々検査など行われていたようで…次にハッと気付いた時には、ダンナくんが目の前にいて。
「手術することになると思う」と言われた瞬間、ようやくどうにもならない事態に陥ったと気付いて我に返り。
多分、「手術は嫌だから、もう帰りたい」などと言っていたのだろうな…(*_*)
痛み止めの麻酔が効いてるせいもあり、意識が途切れ途切れだったのだけど。
「手術になったら、そのことは良い方向に繋がる為の前向きなことだと考えるから。だから、絶対一緒に前向きに考えるんだよ」と、ダンナくんが言い。
その時の自分がその言葉にどう返したのか…頷いていたのかすら記憶にないまま、次に気付いた時には手術室で全身麻酔をする直前。
ハイ、深呼吸して下さいね…と言われ、その直後にはもう意識がなくなった様子。

目が覚めた時には、今入院してるフロアの簡易ICUみたいな病室で、たくさんの点滴や管、酸素マスク着けて横になっている状態で。
痛みはだいぶ落ち着き、周りの状況が少しずつ見え始めてきたけど…話すことはあまり出来ず、手しか動かせない状態で。
ダンナくんがいて、実家の両親や妹がいてくれて。
けど、何も考えられずにいた私。

でも。
まだ連絡しなければならない場所があった(><)
翌日、実は幼稚園の幹部役員集まり日となっていて。
いくら責任者とはいえ、ひとまずこの状態じゃ絶対行くのは無理なので(--;)
けど入院の事実と、やっておいてもらいたいことを思い付くままLINEで伝えるだけでチカラ尽きた…(;_;)
↑あ、病室は基本的にスマホ使用は問題ないのです。

再び、腸閉塞となってしまったこと。
しかも開腹手術となり、入院となってしまったこと。
何より、チビじろうのこと。
家の諸々やりかけなこと。
今月のギュウギュウなスケジュールのこと。
そして、皆に大きな迷惑を掛けてしまったこと。

ボンヤリとした頭の中に時々ポッとそれらのことが浮かんできて。
いくつか前の記事でも書いてるのだけど、倒れる前までとにかく心身の疲労困憊で、自分をコントロール出来ない状態に陥ってしまっていたからなのかな。
今の目の前の現実にどうしよう…も、もちろん思ったりしたのだけど。
やっぱり、もっと早くしっかりココロもカラダも、休養取る必要あったのだろうな。
今しっかり休むタイミングなんだろな。
…っていうことも思ったりして。
前からかなり色んな人にアドバイスされていたけど、自分をもっと優先させて良いのだよ、自分のこともっと大切に思って欲しい、というのが出来てなかった結果なんだろな、と。

そんなことを途切れ途切れ思いながら、入院初日が終わったのでした。

by skyward-r | 2015-12-16 10:00 | 入院生活